2026年現在、シニア層を狙う詐欺SMSが急増しています。この記事では、実際の手口5パターンと騙されないための5つのチェック、もし押してしまったときの緊急対処5ステップを解説します。
先にこれだけ覚えてください
「銀行・カード会社・配送業者・公的機関」からのSMSに記載されたURLは、絶対に押さないでください。
正規の連絡は公式アプリ・ハガキ・電話で来ます。SMSでURLを送ってきて「今すぐ確認してください」と急かすのは、ほぼ100%詐欺です。
シニアを狙う詐欺SMS 5パターン
パターン1:配送業者のなりすまし
「お荷物のお届けに上がりましたが不在のため持ち帰りました。下記URLよりご確認ください」というメッセージ。本物の配送業者はSMSでURLを送りません。荷物の連絡はLINE公式アカウントか、不在票(紙)で来ます。
パターン2:銀行・カード会社のなりすまし
「お客様のアカウントに不正利用の疑いがあります。ご本人確認のため下記からログインしてください」。本物の銀行・カード会社はSMSでログインURLを送りません。不安なら公式アプリか、カード裏面の電話番号に直接連絡。
パターン3:携帯キャリアのなりすまし
「料金未払いがあります。本日中にお支払いください」。本物のキャリアはSMSで未払い催促をしません。料金は登録口座から自動引落しか、ハガキで請求書が届きます。
パターン4:マイナンバーや給付金関連
「給付金の受給手続きが完了していません。下記から手続きしてください」。給付金の連絡は市区町村役場からのハガキで届きます。SMSやメールでURLは送られてきません。
パターン5:宝くじ・懸賞当選
「あなたが○○の当選者に選ばれました。下記URLから受け取りお手続きを」。応募していないものに当選することはありません。クリックすると個人情報が盗まれます。
騙されないための5つのチェック
- 差出人の名前と連絡先を確認:本当に公式の番号か?怪しければ公式サイトで照会
- URLが「短縮URL」になっていないか:bit.ly/, tinyurl 等の短縮URLは偽装の可能性大
- 「今すぐ」「期限内に」と急かしていないか:詐欺の典型パターン
- 誤字脱字・不自然な日本語がないか:海外からの翻訳詐欺メッセージは違和感あり
- 家族・友人に画面を見せる:第三者の目で確認する習慣を
もし押してしまったときの緊急対処5ステップ
- すぐにブラウザを閉じる。何も入力していない場合は、その時点では被害なし
- パスワードを入力した場合は、すぐに変更。該当サービスの公式サイトで変更手続き
- カード情報を入力した場合は、カード会社に即連絡。カード裏面の電話番号へ
- 不審な請求が来たら、警察に相談。「#9110」で警察に詐欺相談可能
- 家族にも報告。同じ手口に他の家族が引っかかる前に共有
予防策
- 知らない番号からのSMSは、内容を確認するだけでURLは絶対に押さない
- 不審なメッセージはスクリーンショットで保存。後で家族や警察に見せられる
- Whoscallなどの迷惑電話・SMS判定アプリを入れておく(無料)
- 家族と「合言葉」を決めておく(オレオレ詐欺対策にも有効)
まとめ
詐欺SMSの最大の特徴は「URLを押させようとする」こと。公式機関がSMSでURLを送ることはほぼないので、「SMSのURL = 押さない」を徹底すれば、9割以上の詐欺は防げます。
もし不安なメッセージを受けたら、お一人で判断せず、ご家族か警察相談電話「#9110」にご相談ください。
